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2017年6月6日

2017GW南九州一人旅⑳ 白木川内温泉・旭屋旅館

山道をぐるんぐるんと走りながら峠を越え、出水市に入って県道からさらに小道を進むと・・・



山の中にポツンと2つの温泉旅館が現れるんだが、これこそ九州八十八湯めぐりに名を連ねツーリングマップルに「マニア向け」と称された歴史ある湯治場、「白木川内温泉」じゃ!!

ここには「白木川内温泉山荘」と「旭屋旅館」の2つが隣り合わせに存在して どちらの施設も「九州八十八湯めぐり」に登録されているんだが 今回わしがチョイスしたのは「旭屋旅館」の方。
ネットで調べると旭屋旅館の画像しか出てこなかった、ということもあるが 実は両方の施設で旭屋旅館の湯船を共用していて ネットの情報だと実はこの二つの施設は兄弟で経営しているんだそうな。



こちらは隣の「山荘」の玄関。
ほんとにドアツードアのお隣さん同士なんだな・・・

まあ、いろいろ言えない悩みもありそうな雰囲気だったけど 他人様のよくわからん内輪事情はわしが書くことでもないし ここでは割愛じゃ!!

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白木川内温泉・旭屋旅館

鹿児島県出水市上大川内5002
泉質 :単純硫黄泉 PH9.2 42℃
効能 :慢性皮膚病・慢性婦人病・きりきず・糖尿病
営業時間 :6:00~21:00
料金 :150円

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では150円(安っ!)をオーナーさんに支払って、さっそくお風呂場へ♪

施設はおせじにも新しいとはいえないが 湯治場の雰囲気はバリバリ。この鄙び方をみても湯治客あるいはマニア受けする理由がわかるぞ(´ー`)





こちらが旭屋旅館ご自慢の岩風呂。
湯は岩の割れ目から湧き出ているという足元湧出温泉で鮮度はこれ以上ないくらい新鮮そのもの。



ややエメラルドグリーンが入ったような鮮やかな透明度で 硫黄の香り漂う極上のヌル湯がこんこんと湧き出している。たしかにこれは素晴らしいし、この4日間 鹿児島ではマニアックやら効能のあるものやら いろいろな名泉をハシゴしてきたが 湯の良さでは今までの3日間の記録(?)が塗り替えられるくらいの感銘を受けたぞ。

赤いコップが置かれていて飲泉も可能なんだが、コップに水汲みできる場所は男風呂にしかないようじゃ。



では女性が飲泉をしたい場合はどうするか、といえば 壁の小さい四角い穴から手を出して入浴中の男性に水を汲んでもらうよう頼むしかないわけだ。

わしがくつろいでいると とつぜん穴からペットボトルを握り締めたオバちゃんの手が飛び出してきて、「ちょっと、入れてっ!!」と命令されたときは さすがにビビッたけどな・・・(-゛-;)



窓から外を眺めると すぐそばに沢が流れていて 蛍が出るかどうかは知らないが 何かしらの生き物が出そうな雰囲気はあったな・・・

ホントはこういう湯治宿は2~3日滞在しながら堪能するのが一番なんだろうな・・・携帯の電波も届くかどうか確かめなかったが世俗から隔離される、という意味では真の湯治が楽しめそうじゃ。
帰り間際にオーナーさんとしばし話をさせていただいたが、集落の方も山一つ越えてこないといけないし 昔は道路事情もよくなかったんで お客さんはここにくるまでに苦労している、という頭があるんだろうな。なんか妙に話好きな印象を受けたぞ。

それが客へのおもてなしなのか 単にオーナー本人が人恋しいだけなのかは不明だったが・・・

なかなかフラッと行くような場所でもないとは思うが 湯の良さは間違いないし「秘湯」の雰囲気もバッチリ。温泉好きなら迷わずオススメじゃ!!くはっ!!

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