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2017年6月17日

(再録・日本一周記028)2003/08/02・若さでタンゴっ!

(第28日目)京都府加悦町~宮津市~丹後町~伊根町~宮津市~舞鶴市~福井県高浜町


「道の駅・シルクのまち かや」にて朝・5時頃起床。 さすがに九州地方を回っていた6~7月に比べたら日の出も徐々に遅くなってきたなあ。すっかり太陽より早起きになっちまった。
・・とかなんとか重いながら目覚めのコーヒーを頂き HP更新に3時間くらい費やした後、9時に出発。今日の予定は日本三景のひとつ、「天橋立」丹後半島、その後は未定じゃ。

とりあえずガソリン給油(走行404キロ/37.6L ¥3868円 加悦町内シェル石油にて)したあと 30分も一本道を走らせると そこはもう宮津市・天橋立だ。

むふぅ~・・・・これが世に言う日本三景「天橋立」か・・・・わしも少し前まで「きつい・きたない・くさい」という「3K」の職場にいたが そんなことまったく関係ないな。

しかしながら標高1メートル程度の地面から見てもあまりよくわからんのう・・・

ホントは直に降りて橋立をわたる、とか 少し小高い丘から見るのが正解だと思うのだが 観光地の宿命と言うか 駐車場が600円と高いのが気に食わないな。それで丘に登るカーブルカーなんかを利用したら また金がかかってしまうんだろ?

一日中ここにいて天橋立を堪能する、というのなら それも良いかもしれないが わしのような「ちょっと見て 写真の一枚でも撮らせてもらえたら用事はない」という人間には 「見るだけで600円」というのは少し抵抗があるなあ・・・。

だいたい自然を売りにして観光客を集める宣伝をしているのに せっかくきていただいたお客様から駐車場で金を取ろうという根性が気に入らないな。わしみたいに純粋に「見るだけでいい」という旅行者をもっと大切にしろ!

・・・ま、観光協会は「長く留まって できるだけ金を落としてくれる人」を優先するんだろうけどな・・・。そりゃそうか。



しかしまあ どこに行っても人・人・人だな。さすが夏休み&週末だ。「おまえら ほかに行くトコないのか?」と 思いたくもなるが わしが言える立場じゃないのが辛いな・・・

この後は丹後半島をグルッと回る予定なんだが 昨日も思ったんだが この近畿日本海側の海はどの町も素晴らしい海水浴場を持っているんだが 景色のいいところ、人の集まるところでは必ず駐車場が設けられていて 金を払わないと車を止めることもできないな。しかも海水浴客が主な利用者なんで一日料金だし。冬はタダだろうけど こういう時100円駐車場があればなあ・・・

「鳴き砂」で有名な琴引浜も結局 通り過ぎただけで踏みしめることができなかったぞ。一日料金を払って砂を少し踏みしめて帰る、なんてマネはできなかったからな・・・。

トイレ休憩と丹後半島の情報を得るために「道の駅・てんきてんき丹後」に到着。変な名前の道の駅だが ここはキャンプ場を併設しているみたいで 覗いてみると結構な人がキャンプをしていたな。う~ん、さすが夏休み。
ここで「天橋立」を見るのに 金を払わなくても少し離れた「大内峠」の展望台からなら見えるらしい、という情報をキャッチ。 どうせ丹後半島を一周したら また天橋立付近を通らなくてはならないから 後でちょっと寄ってみようかの。

あと 半島の内側には あの浦島太郎を祭った「浦嶋神社」なるものがあることを発見。
・・・これだ!こういうビミョーにアンニュイなスポットが わしの好みなのだ!!これは後で是非とも拝まなくてはなるまいて。ふふぅ~!!

そのまえにとりあえず先っぽを制さないといけないんで立ち寄った「経ヶ岬」にて。

このクソ暑い中、久しぶりの登山ですでにヘロヘロじゃ・・・

左は駐車場から400M付近の灯台。なかなか風情があるな。



右は灯台の位置から丹後半島の若狭湾側を眺めたところ。
立派、立派♪

しかし一昨日まで雨でどうなるかと思ったが 今日の暑さは半端じゃないな。岬の登山で滝のように汗が流れてしまったんで たまらずペットボトルのお茶で水分補給をしたが 500MLなど一気飲みであっという間になくなってしまうぞ。

車に戻ってみるとライターが直射日光に膨張して爆発していたし、車に搭載してあるウェブカメラも液晶が真っ黒に変化してしまった・・・さすがに今日はオープンで走るのは断念してしまったな。

そのあと再び車を走らせ 若狭湾を望む「道の駅・舟屋の里 伊根」でトイレ休憩をした後、いよいよ「浦嶋神社」に到着だ!

 
これが「浦嶋神社」。浦島太郎こと「浦嶋子」とかいう神様を祀っているんだとか。物語にあやかって長寿のご利益があるらしい・・・とりあえずご縁があるように5円を投入。(相変わらずセコいぞ)



ちゃんと社の中には亀の甲羅なんかが置いてあって いかにもそれっぽいな。




ちなみに神社の入り口は公園になっていて 「浦島シアター」とかレストランとかの施設があるらしい。わし的には太郎と竜宮城の乙姫の妙なオブジェが気になったが・・・





とりあえず丹後半島は制覇したんで ちゃっちゃと宮津市に戻り、大内峠で天橋立の全体像をカメラに収めた後、これからどうするか、なんだが・・・

せっかく京都に入ったから 嵐山や大原とかを見て滋賀県の琵琶湖付近を散策する、という案もあるんだが 「盆に東北、寒くなる前に北海道」という とりあえずの計画があるんで ココは日本海側を一気に進み福井県に行くことにしようかのぅ。

兵庫と京都を一日で済ますのも気が引けるんだが まあ この2府県に関して言えば「太平洋ルート」で戻るときにも通るわけだしな。

それよりも改めて地図で見ると石川・新潟・山形の面積の大きさに このペースでホントにあと10日で青森に着けるかどうかが凄く不安なんだけど・・・



3時過ぎにあまりに腹が減ったんで昼食を取ることにする。これといって食べたいものがあるわけでもなく、駐車場も高いんで適当な店に車を止める勇気もなければ 必要以上に高い観光地価格の飯をくうのも考え物だな。

ここは昨日 、不味いものを食わされた教訓を生かして コンビニの弁当かなんかで誤魔化すかのぅ。

ちなみに兵庫県からの日本海あたりでは海産物が特産で 特にカニが一押しの名産らしい。あと 山間部はやはり「出雲そば」に代表されるように蕎麦が名物なわけだが わしはアレルギーなんで蕎麦とカニは食えません。蕁麻疹が出て食えないものはこの2つくらいなんだけどなあ・・・くすん。

しかし丹後半島にはコンビニが少ないな・・・しょうがないんで適当にスーパーを見つけて その店の冷めた「手作り弁当」などを頂く。

あ、あと 今回は小型魔法瓶を持参したんで1L紙パックのお茶なんかを買えば保冷したまま持ち運びができるようにパワーアップしたぞ。
ここのスーパーでは紙パックは牛乳しかなかったんで2Lの生茶などを購入。魔法瓶にはほとんど入らなかったな・・・



スーパーの駐車場でHPの更新分をコソコソとアップロードして北上を開始。 4時頃 舞鶴市に到着。

ここでわしの「道の駅地図」には載ってなかった「舞鶴港とれとれセンター」なる道の駅を発見。どうやら漁港の市場をそのまま「道の駅」にしたような雰囲気だな。

我が地元 萩市にも「萩しーまーと」という 市場をそのまま道の駅にした施設があるんだが まあ似たようなものだろうな。
どれどれ、少し覗いてみるか・・・

う~ん、さすが有名な舞鶴だけあって 活気や規模は萩とは比べ物にならんな・・・

ここのウリは海産物が市場価格で安い、というのもあるんだが 買ったホタテやサザエ、イカや魚なんかも 言えばその場で焼いてくれて店内で食べることができる、というシステムだな。

ホタテ、イカ、サザエ、切り身なんかがセットになった500円、1000円パックなんか売ってて これもその場で焼いてもらってテーブルで食うことができる。



手ぶらで来て 食いたいものを指定して その場でバーベキューが食べられるとは・・・これは萩の「しーまーと」でも見習ってほしいシステムだな。こんな道の駅があると知ってれば スーパーの冷めた弁当なんか食うんじゃなかったわい・・・

で、やっぱり何か食わないと気持ちが収まらないんで購入した「サーモンハラス」の串。一本150円也
腹が減っていたら あれこれ適当に寄せ集めた1000円セットの方が割安だが まあ仕方あるまい。

しかしこれは脂がトロトロでめちゃ美味だったな。
海よ、ありがとう!!


*********************

夕方5時過ぎ、福井県に突入する。

しかし相変わらず中途半端な時間になったな・・・できれば「三方五湖」まで進みたかったんだが そのあとが問題だし、ここは少し計画を練らなければなるまい。

だいたい福井県なんてところは 今までの人生の中で全然絡まなかった場所だし・・・
まあ この「日本一周」の企画は 一年程前にあるTV番組で「東尋坊」を見て そのあまりの絶景に「これはいつかは見ておかねば!」と思ったのが一番最初なんで そういう意味では福井県は わしの人生のターニングポイントを決定付けた場所、と 言えなくも無いか。(そのTV番組で放送していたのが心霊特集だったことは内緒だがな・・)

と、いうわけで またまた道の駅、高浜町の「シーサイド高浜」にて休憩・・・。



しかし この道の駅、地中海風の建物も立派だが設備もやたら充実していたな。
海水浴帰りの若者や家族連れで店内はあふれ返っていたし トラックの運ちゃんや右翼の街宣車までも駐車場で何人も仮眠を取っていたぞ。

あと 温泉(どうも温泉ではなく普通の銭湯みたいだったな・・・)もあるし なにより24時間開放のドライバー向け休憩室があるのが気に入ったな。

どうせこれから三方五湖に行っても日が暮れてしまうし、少し早いが今日はここで夜を過ごすことに決めたぞっ!

ここで夕食に高浜名物という「サバの焼き寿司」なるものを購入。一本1000円也。

これは要するに「バッテラ」のような酢〆にしたものではなく 焼いた鯖がデデンと酢飯に乗っているという一品だ。巻かれたラップの上から包丁を入れていただくみたいだが そんなものは無いんで 一本そのままガブリと食べる。

見た目はそれほどでもなかったが 押し寿司みたいなもんなんでライスが凝縮されて 結構 腹に堪えるな・・・まあいいけど♪(←サバ好きらしい・・・)

そのあと併設の温泉施設「湯っぷる」の客が少なくなる8時過ぎまでホロホロしたあと 温泉を堪能して睡眠活動に。
休憩室にコンセントがあったんで こっそりHPの更新をするためノートパソを持ち込もうと思ったんだが 余計なアベックやら怪しげな右翼のおっさんなんかが入り浸ってたんで 結局 駐車場脇のベンチでゴロ寝・・・これじゃ体に良いわきゃないよ。わかっちゃいるけどやめられない・・・

って、わしは植木 等か? 
結局 夜露が寒くなったんで2時間くらい熟睡して やっぱりいつも通り 車で熟睡したが・・・


「慣れ」って恐ろしいのぅ・・・

←おまけ・・・
「シーサイド高浜」から見た夕日と「若狭富士」こと青葉山


今日の一枚・・・
少し離れている「大内峠一字観公園」展望台から見た「天橋立」

走行距離196K
出費金額寝起きのコーヒー・・・100円
ガソリン給油(37.6L)・・・3868円
浦嶋神社で賽銭・・・5円
スーパーにて洋食弁当&2Lお茶・・・678円
サーモンハラス・・・150円
お茶・他・・・540円
焼きサバ寿司・・・1050円
シーサイド高浜・湯っぷる・・・600円
入浴後の野菜ジュース・・・100円
計・7091円


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