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2017年7月25日

(再録・日本一周記054)2003/08/28・さだまさしの唄が聞こえる・・・


(第54日目)旭川市~美瑛町~上富良野町~富良野市~南富良野町~新得町



朝4時半起床・・・

いつも大体このくらいの時間に起きて それからコソコソとHPの作成をしつつ 朝の動ける時間まで過ごすわけだが、今日はまわりにわしと同様に車中泊をする人が一杯だし、あろうことかわしの車の前の芝生にテントを張って眠りこけているライダーの兄ちゃんなんかが居たりするぞ・・・

この状態では電源を起こすためにアイドリングをしながら2~3時間 この場所でHPの作成など出来ようはずもないな・・・

道の駅は宿泊施設ではないから 毎度のように「ちょっくら休ませて」という感じで車中泊をしているわしが言えることではないが テントを道の駅の芝生に立てたり トイレの中で寝袋を持ち込んで寝ているのは・・・なんかすごいな。ベンチでごろ寝するのはアリだと思うが 夜 トイレに行った時に足元にシュラフの中に入って寝ている人が床に転がっていたりすると心臓に良くないんだがなあ。

北海道はバイクや自転車のツーリストが多いし 旅行者が多い、ということを計算に入れてか道の駅も本州のものより駐車スペースが大きかったりする。
北海道という土地は旅行者に寛容な雰囲気で どこにいってもみんな親切なんだが、それだけにあんまりそういう光景が目に付きだすと いろいろ批判の声が上がってくるのも時間の問題のような気がするな。

あと、最近目に付きだしたのが 「ごみ0運動」とか言って道の駅からごみ箱が撤去され始めている、ということだ。「セイコーマート」という北海道でシェアの高いコンビニチェーンも店頭からごみ箱を無くした店舗が多い。

「自分で出したごみは家に持ち帰りましょう」というのが趣旨で、たしかにキャンプ帰りの人や家庭など 不特定多数の人がごみを持ってきたら コンビニや道の駅だってたまらないもんな。

それはそれで正しいと思うのだが、今 店で買うもので包装がないものって殆ど無いような気がするぞ。そうなるとわしのような旅行者やバイクのツーリストにとって 「ごみは家に持ち帰ろう」と言われても困るのだ。

受け入れ場所がないと捨てる場所を探して彷徨わなければならないし、若い人たちなら逆にポイ捨てが増えてしまうんではないのかな?

もちろん 北海道のようなキャンプ王国で 自分の出したごみを道の駅やコンビニで捨てようなどと思う人ばかりだったら 道の駅やコンビニはごみの処理だけでかなりの負担になるからな・・・

わしは北海道に来てからは できるだけごみ箱の設置されているローソンやセブンイレブンで買い物をして 買ったその場で包装なんかは処分するようにしている。他の店で買ったものから出たごみを入れられても コンビニもいい顔をしないだろうからな。

やっぱりごみ問題は難しいよな・・・



・・・てなことを長々と書いてしまったが 今日はトイレで顔だけ洗ってから まだ薄暗いうちに「道の駅あさひかわ」を出発。

前にも書いたかも知れないが 北海道の道路にはパーキングがやたら多い。まあ土地がそれだけ広い、というのもあるんだろうけど どうしても都市から都市への移動は長距離運転になるから休みが必要だろうし あと冬季の「チェーン着脱場所」が必要、という事情もあるんだろう。

旭川を離れ、美瑛町の手前の道路に設けられた「ご自由にお休みくださいパーキング」にてHPの作成をして 8時半に再出発。旭川だったらそのままアップロードできたんだが まあ止むを得まい。





さて、今日の予定は大雪山の西側にあたる美瑛町・富良野市一帯の散策だ。

まず最初の町、美瑛町なんだが ここは「丘のある町」という売り文句で町の活性化を図っている。言ってみれば単なる酪農地帯なんだが 町のあちこちに丘陵地帯があって それが大変絵になるということで 最近人気のスポットだ。

たしかにTVや雑誌、ポスターで見たような風景があちらこちらにあるぞ。この世に芸術と言う分野が無かったら 「平地の無い 開墾しにくい土地のまち」で終わっているはずだが、何がどう転ぶか わからんものじゃのう・・・

上の写真は「ケンとメリーの木」。名前から想像するに たぶん日産スカイラインのCMで使われたロケ地なんだろうな。もうどんなCMだったか忘れてしまったが・・・

下の木はたしか「セブンスターの木」。あと「マイルドセブンの丘」とか、そういうスポットが一杯で観光バスなんかも丘の上を走り回っているぞ。あと「丘案内人」とかいう地元のおっちゃんも 常にウロウロしているし。

こういう景色をそのまま保つ、というのは行政と農家が協力しないと無理だとは思うが、町民も「家を建てたい」と思ったとしても景観を頭に入れた家作りをしないといけないんで 傍から見ていて住んでみたいとは思うが 住めば住んだでなかなか大変なことだと思うぞ。

どうでもいいが こういう木の下で記念写真を撮るためにたむろしている観光客が多いな・・・わしは「ケンメリの木」も「マイルドセブンの木」にしても その木がまわりの景色と溶け込んだ絵が素晴らしいと思うのだが 木そのものの下で記念写真を撮っても仕方がないような気がするが・・・

どこで写真を撮ろうが個人の自由なんで文句は言わないが わしは別に記念写真をしている人の写真が撮りたいわけではないんだがのぅ。

景色を撮ろうとちょっと離れてカメラを構えている人が 肝心の対象物に人だかりが多すぎてシャッターがなかなか切れない、という場面が 他の観光地に比べて多かったのが印象的だったな。

あと美瑛の町は早く電柱を撤去して地下送電に切り替えた方がいいと思うな。けっこう画面に電線が入ってしまうんで それを嫌って他人の畑に入り込もうとする人もいるんじゃなかろうか?


これは「ぜるぶの丘」だったかな?国道沿いにあってなかなか人気のあるスポットみたいだ。

ハッキリ言って美瑛の街はちょっと詳しい地図がないと有名どころのロケ地を探すのは難しいだろうな。わしはガソリンスタンドで美瑛の詳細地図をもらったんだが これがけっこう助かったぞ。これらのポイントを全て見るだけでも充分一日が潰せるぞ。わしは途中で諦めたが・・・

美瑛の有名どころポイントはどこも人が多すぎて なかなかシャッターチャンスを得るのが難しいんだが でも町全体の至る所がシャッターチャンスというか写生向けの景色なんで そういうのに捕われず 自分なりの気に入ったポイントを見つけながら動いた方がいいのかもしれん。その気になればフイルムが何本あっても足りない場所だぞ、ここは。

正直、美瑛の町並みと同等の美しい風景は 北海道には至る所にあるんだが 町全部がそう、というのは凄いな。それに「なんでもない」という普通の風景でも 思わずシャッターを切らせてしまうブランド力が「美瑛」という町名にはあるぞ。

・・・などと力説しながら ラベンダーソフト(300円)などで 癒されタイム・・・


次は富良野の町。ここも美瑛同様、さまざまなロケで使われているんだが やっぱりあのTVドラマが引き金となって人気が急上昇したスポットだ。

わしは自慢じゃないが「あの」ドラマは一度も見たことが無いんで どこがどのように使われたのか さっぱりわかんないんだが それでも「富良野」という町の名前は知っているし それなりのイメージもあるぞ。

じゃ、さっそく「あそこ」に行きますかっ!

上富良野町の市街を離れ 山の方に向かって延々と車を走らせるわし・・・

資料によると どうやら十勝岳の麓の方にそれはあるらしいんだが・・・多分 あの一番高い山が十勝岳なんだろうな。(ちなみにこの写真は「望岳台」という展望スポットから見た絵だ)

 

市街地から離れること10キロ超・・・・おお、あったあった♪

これが!例のドラマで宮沢りえが入ったと言う噂で人気急上昇の「吹上温泉」だ!わしはドラマを見てないから良くわかんないが そういう噂だから きっとそうなんだろう。

当然のことながら完全無料・完全混浴・完全露天風呂!女性の場合は止むを得ず水着可だが 男は当然フルチンだ!

ちなみにわしの隣で湯に浸かっていた女の子は一糸まとわぬアラレもない姿だったぞっ!(推定年齢 5歳だけど・・・)

わしとしては宮沢りえには「カムイワッカ湯の滝」でロッククライミングをして欲しかったような気もするが それではドラマのストーリーに微妙な影響を与えてしまうんだろうな・・・
では早速・・・・、と。

ふぃ~~~~~ヽ(´ー`)ノ

お湯は少し熱めだが 雰囲気はさすがだな。秘湯のわりに行きやすく こりゃ人気が出るのもわかるわ。

ああ、今 この湯船のどこかで りえとわしのエキスが一体となっているのかもしれん・・・(果てしなく広がる妄想・・・)


さて、念願だった吹上温泉も堪能したし もう富良野にも用はないんだが やっぱり一つくらいは「名所」と言われるところを覗いておいても損はなかろう。

と、いうわけでガソリンスタンドでもらった観光ガイドをパラパラと眺めていると 最近は「麓郷の森」なる場所に人気があるんだとか。
ロケに使われたのかもしれんが 森に観光客がくるというのも珍しいな・・・

では早速行ってみよう!!

「麓郷の森」というからには 「県民の森」みたいな普通の山の中にあるような森を想像していたんだが、どちらかというと「公園」とか「原っぱ」に近いものがあるな・・・それにしてもこの人だかりは一体・・・?


むぅっ!!あ、あれはっ!!

ここでロケが行われた、というか ここがロケのセットそのものではないかっ!

・・・建物が3つくらいあって どれがどれだかよくわかんないが 「五郎」なる登場人物が住んでいたとされる家のセットが そのまま公園として保存されているらしい。

何度も言うが わしはあのドラマを見たことが無いんで まったく胸に込み上げてくるものはなかったんだが それでも思わずあの唄を口ずさみたくなってしまうな・・・


♪ストップ!といったら~ なみだがとまるぅ~・・・けんかをしたって くよくよするなァ~・・・♪ (←違)



・・・・むぅ なるほど 良かったな 富良野、美瑛・・・これならギャルに人気があるのもうなづけるわい。わし的にはやはり温泉に尽きるが・・・

ま、欲を言ってはなんだが もし富良野あたりをメインに考えて北海道に来るのなら やっぱラベンダーの咲き誇る初夏が一番いいんだろうな。今の時期だと収穫が終わったあとで畑の土も剥き出しだったりするんで いまひとつ物足りなかったりするもんな。

それでも町のほうも ラベンダーの時期だけでは観光事業がなりたたないから 観光向けの丘はそれぞれ工夫をしていて 四季を通じてお客さんが楽しめるようにいろんな種類の花を植えている。今の季節ならひまわり、青サルビア、コスモスなんかかな。

あと どうしても天気に左右されるのは仕方がないかもな・・・今日は曇りで 日中は雨には悩まされなかったが やっぱり青空が一番似合う場所だと思うぞ。こればっかりは運任せだけど。



・・・さて、このあと わしは一気に南富良野町まで進み「道の駅 南ふらの」で午後3時過ぎに昼飯としてラーメンを頂いた後、「大雪山ぐるっと一周コース」の締めくくりとなる最後のスポットに向かうわけだが・・・

この後 夕方からの行動は「美瑛・富良野編」とは少し趣が違うんで 明日の分とまとめてしまうぞっ!じゃ、また明日っ!(そんな終わり方の日記って・・・)



今日の一枚・・・
美瑛町にて。たしか「四季彩の丘」だったと思う・・・

走行距離290K
出費金額お茶・パン・その他・・・593円
ラベンダーソフト・・・300円

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