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2017年6月22日

(再録・日本一周記031)2003/08/05・世界遺産を見に行く!

(第31日目)石川県中島町~七尾市~富山県氷見市~平村~上平村~井波町~富山市~滑川市



前日 ヒーコラ言いながらたどり着いた道の駅「なかじまロマン峠」で なんとか睡眠状態に入ったと思ったら そのうちだんだん涼しくなってきて 朝方には昨日までの快晴からは考えられないような雷雨が・・・なんなんだ?
窓を開けて寝ていたら 突然雨が車に入り込んできたんで 朝の4時前に睡眠から強制的に起こされてしまう。

ま、それでも日が昇り始める頃には収まってきたし 曇り空をキープしているみたいなんで 恒例の朝の野菜ジュースを頂いた後 HPを更新して 8時過ぎに出発。
今日の予定は富山県入りなんだが どうしたものかな? いろいろ話を聞いていると やっぱ立山とか黒部ダムは見ておいたほうが良いような気がするし 興味もふつふつと湧いてきたんだが・・・ま、天候のこともあるし とりあえず富山県に入ってから考えればいいや。



能登半島の最後のチェックポイントは半島の内側にぽっかり浮かぶ「能登島」なんだが 昨日は時間的に難しかったんで九十九島を通り過ぎてしまった分、ここははずせなかったんだが・・・

なんか地図を見る限り 島そのものが名所で 島に渡っても「これ」というポイントがあるかどうか不明だな。まあ水族館とか そういう施設はあるみたいだけど。それに曇っているから海も今ひとつだし。



てなわけで島に渡ったものの すぐに引き返してしまう。
それよりも 2日間 相当の汗をかきながらも風呂に入ってないのが かなりメンタル面の障害になっているな。実際 車の中も少しすっぱくなったような気がするし・・・

これはこのすぐそばにある石川県の名湯、「和倉温泉」とやらに入らざるを得まい!

で、これが和倉温泉の「総湯」とかいう立寄りの湯だ。入浴料480円はまあまあか。
さすがに朝は老人客ばかりだが それでも空いているんでゆったり入れるな。

ここの温泉は海のそばだけあって塩辛い湯だ。そのせいか少し入っただけでも良く温まるんで 風呂上りもなかなか汗が止まんないぞっ。

いやいや、朝から温泉に入ってさっぱりできて ようやく一息つけたな。やっぱ温泉はええのぅ、温泉はええのぅ・・・(←しみじみ)

能登半島をグルッと回ってきたんで もう石川県に言い残すことはなかろう。君たちはもう大丈夫だ。(って、「元気が出るテレビ」の原田大二郎の「放浪の旅」コーナーのマネをしても・・・)

とりあえず石川県を離れ、次の富山県のチェックポイントを調べるために すぐ近くの道の駅に向かうことに。




11時15分、富山県氷見市に突入。



これが「道の駅・氷見」

ここの道の駅は 漁港らしきところに作られていて やっぱり新鮮魚を扱った店なんかが自慢らしい。

そういえば今回の旅は 意図したわけではないが食糧事情がわびしいんで ここいらで少しマトモなものも食っておかねばなるまい。ちょうど海の幸がメインのレストランもあるしな。

♪さかなさかなさかな~さかなをたべると~~♪

・・・てなわけでチョイスしたのが右の「てりかま丼」。1000円也。ご飯の上にテリカマがででんと載っている、ちょっと子供泣かせの一品だ。
魚のアラがそのままなんで どんぶりのくせに かっ食らうと小骨で口の中をやられてしまうのがなんとも・・・

ま、味は美味かったからいいけど わし的にはご飯とテリカマは分けてもらったほうが良かったような気がするぞ。どっちみち小骨を取らないといけないから ご飯と一緒に食えないし。

量はたいしたことも無いんだが どうしても骨の分別作業に時間を取られてしまうんで ゆっくり食うから満腹感はあったな。本来 健康な食事とはそういうものかもしれん。

この道の駅で「富山県の観光案内」というチラシを見て検討した結果、やはり富山県の一押しは「立山/黒部ダムとその周辺」ということで間違いなさそうだな・・・
時間も無いし そのまま進もうかと思ったが、やはり後ろ髪が引かれるのぅ・・・

確か高校のときに修学旅行で黒部ダムには行ったような気がするんだが あれは長野の方から行ったような気がするし なんせ雨だったんで あまり景色も拝めずに記憶が無いのが現実なのだ。当時の記念写真を見ても ホテルでTARO先生と「るーみっくわーるど」チックなVサインをしている写真しか見つからないし・・・ちゅーか 進歩が無いな、わし・・・

今日も朝から雨が降ったりしているんで 立山も行ったは良いが どんな状態でどういう目に遭うか、というのも安易に想像できるしなあ。とりあえず今日は時間も無いし立山はあきらめて 五箇山の「世界遺産」合掌集落にでもいくとしようかの。

氷見市から車を走らせること2時間くらい・・・「道の駅・平」に到着・・・このあたりまでくると さすがにだいぶ風が心地よいな。
合掌造りの家があるくらいだから やっぱ豪雪地帯なんだろう。あちこちにスキー場もあるし、山道では雪を落とすために赤い斜めの屋根のついたトンネルも目立ってきたしな。

ここで睡眠不足がたたってフラフラになって おもわず30分ほど仮眠・・・

目を覚ました後、いよいよ合掌造りの家を見学なんだが このあたりには世界遺産に指定された集落が「相倉」「菅沼」と二箇所ほどあるらしい。
わし的には白川郷のほうが有名だと思ったんだが 秋篠宮殿下はここがたいそう気に入っておられ、紀子様と結婚後にお二人で来られたときは「世界で好きな場所が3箇所あるが そのうちのひとつが五箇山」・・と のたまったらしい。

「前にきた時はひとりでしたが 今回は二人、次回は3人で来たいと思います」と おっしゃったという逸話もあるらしい・・・確か わしとそんなに歳は変わんないと思ったが・・・皇族は言うことが違うのぅ。
わしは今回はひとりだが 次に来るときは遺骨になっているかもしれんから よ~く見ておかないとな・・・。保存協力金の300円を払って集落に潜入開始じゃ!

これは平村の「相倉集落」。ここは世界遺産に指定されているとはいえ 普通の観光地ではなく 住民がそのまま暮らしているんで わしらのようなよそ者が大挙して押し寄せて 敷地に入ったりバシャバシャとひとんちの家を写真で撮るには多少の抵抗があるな・・・

でも住民もほとんどが農家だと思うが やっぱり観光客相手に民宿や土産物屋をやっている家も多い。世界遺産に指定されたことは村にとっても国にとっても誇りだと思うが 住んでいる村人には「保護のために変えてはいけない生活様式」と「変わらざるを得ない生活様式」の両方が一度に押し付けられたことになるのだな・・・

ああ、わしは世界遺産などに指定されたら窮屈でやっていけないだろうな・・・そんなことは間違っても無かろうが。
・・・「世界悲惨」くらいなら なんとか・・・(←?) 

富山県と言う県は 富山市を中心にした海側から 立山方面、五箇山方面などの山側に向かって放射状に道路が延びている町になっているんだが 海側はともかく 山脈に沿って東西に移動することは無理みたいだな・・・

やっぱ立山が気になるんで 今日はホントはうなづき温泉の道の駅まで進みたかったんだが とりあえず富山の近く滑川市の道の駅に留まって 明日の天気を見ながら立山に行くか新潟に進むか決めよう。

富山市のセルフガソリンスタンドで給油。(エネオス・355キロで32.12L/3170円 )

わしの所有する「全国道の駅案内地図」で調べたところによると 滑川(スネ夫は関係なし)の道の駅は近くに「ほたるいかミュージアム」なるものがあって レストランも9時までやっているらしい。これは微妙に心をくすぐるものがあるぞっ!




で、午後8時頃、滑川市の「道の駅・ウェーブパークなめりかわ」に到着・・・
う~ん、営業時間の変更があったみたいで 開館時間に「17時まで」という修正が加えられているな・・・

これは次の日の朝に撮った写真だが すでにこのときはレストランも営業を終えて なんか妙に寂しいんですけど・・・

これから宇奈月温泉に行くわけにもいかず しかたなしにコンビニ弁当を買って 今日はここで過ごそうかの。
なんか 最初は静かだったのに夜の9時過ぎから徐々に人が増え始めているが どうやらアベックや 家族連れやヤンキーなんかが夜の海に遊びに来ているみたいだな・・・まあ 妙に騒がなければ わしは少しくらい騒がしいほうが安眠できるんだが。


さて、明日は・・・・どうするかのぅ・・・



今日の一枚・・・
上平村の菅沼合掌造り集落(ここは国道から見下ろせるんで タダだったぞ)

走行距離264K
出費金額寝起きの野菜ジュース・・・120円
和倉温泉・・・480円
風呂上りの牛乳・・・100円
てりかま丼・・・1050円
相倉集落保存協力金・・・300円
ガソリン給油(32.12L)・・・3170円
コンビニで弁当・サラダ・・・651円
菓子パン・ジュース・その他・・・597円
計・6468円

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