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2017年4月14日

(再録・日本一周記014)2003/07/06・宮崎、侮れず!

(第14日目)鹿児島県大崎町~宮崎県串間市~宮崎市~小林市~綾町~えびの市~鹿児島県霧島町~熊本県錦町



昨日は「道の駅・くにの松原おおさき」で一夜を過ごしたんだが 疲れていたにもかかわらず夜中に蚊の大群の襲来に会って眠りが浅く 朝5時には目覚めてしまったな・・・・。
まあ ちょうど警察の方々が不審者のチェックに来たんで それを尻目に何も知らないそぶりで今日 最初の目的地「都井岬」に行くことにする。
ここは今まで聞いたことも無い場所なんだが とりあえず先っぽだし わしの持っている地図にも「景勝地」と書かれているんで外すわけにもいくまい。

6時頃、宮崎県に突入し 6時半には早々に「都井岬」に到着。こんなに朝早くからちゃんと検問には改札のオッチャンがいたんで 入場料400円を払って入場することに。

ここは200メートルの断崖の上なんだが 野生馬が放ってあり 400円というのはそれらの馬の管理・保護・育成にあてられるんだとか。どこが野生馬なんだ?と思いつつ、わしもオトナなんで そんなことは我慢することにして・・・
ちなみに野生馬なんでむやみに近づいたりすると噛まれたり蹴られたりする危険もあるんだとか。そういうときは安心してくれ。「野生馬なんで お気の毒ですがお諦め下さい」と丁寧にパンフに書かれていたぞ・・・

 

検問をくぐると いきなり道路にお馬さんがゾロゾロと・・・
まだ朝早く観光客もいないんで 馬もホテルの芝生を食ったり 道路で脱糞したりと好き放題しているぞ。
ちなみにココでは右の写真のように野生猿もウロウロしているのだが こいつらも例によって観光客のお菓子を奪い取ったりやんちゃなとこがあるらしい。
まだ「やんちゃ」という言葉で済まされているだけ幸せなんだろうな・・・


ちょっと太陽光がまぶしくてよくわからない写真になっているが これが都井岬の展望台付近から撮った絵だ。見下ろせば太平洋、反対側は日南の海岸線が遠くまで見下ろせて絶景だな。

ここにはその他に 断崖絶壁の岩肌に立てられた「縁結神社」とか お金にご利益のある「シロヘビ神社」なんかがあって なかなか楽しめるスポットだ。わしのように朝誰もいないうちに一人で来るんじゃなくて 子供連れなんかでくるといいと思うぞ・・・。

シロヘビ様は朝8時から参拝可能ということで わしも折角だからと少し待ってみたんだが 疲れていたせいもあって馬の闊歩する道路わきのちょっとしたスペースで9時半まで熟睡してしまったぞ。ちなみにシロヘビ様は写真撮影禁止ということなんでココではそのお姿を紹介することができないな。ふふぅ~。





車は都井岬を後にして ヒーヒー言いながら日曜日に開いているガソリンスタンドをなんとか見つけて給油。(36.86L・コスモ石油・64268地点) その後 日南海岸を北上し宮崎市に向かう。

次の目的地は「えびの高原」だ!日が照ってきて暑いからなっ。

 

いかにも南国らしい雰囲気の日南海岸国定公園
あの街路樹として植えられているシュロってやつは台風の時にポキッと折れたりはしないもんなんだろうか?あんまり折れてしまった映像を見たことが無いんだが・・・

それに幹は木材として使えるのかな?シュロなんて葉の根元にある剛毛を箒の材料にしたり金魚の産卵に使ったりするくらいしか利用法が思いつかないな・・・わしの剛毛もせめてそのくらい人様の役に立てばよいが・・・

などとくだらないことを思いつつ お昼頃に宮崎市に入る。

ちなみに右の写真は おね・・・いや、「鬼の洗濯板」と呼ばれる岩肌。

これは宮崎からえびの高原に向かう途中の「道の駅・高岡」というところで頂いた「冷や汁定食」。なんでも宮崎の夏を代表する名物なんだとか。600円也。

右のドロドロとした味噌ベースの物体に胡瓜・しょうがなどをトッピングしたあとに ドバッとご飯にかけて一気にかっ食らうのが正式な頂き方なんだとか。

いわゆる「味噌汁のご飯ぶっ掛け」かと思ったが 「味噌汁」というよりは 胡麻と豆腐が基本なんで液状の白あえに近い味だったな。あと 隠し味としてピーナツなんかも入っているらしい。普通に味噌汁をご飯にかけて食うよりは夏バテの防止にはなりそうだな。

結論としては「不味くは無いが子供にはきついかもな・・・。」という感じかな?



それからまた進軍を開始して トイレに立ち寄った 次の道の駅「ゆ~ぱるのじり」で 近くの山の中にひっそりとある「綾町」という小さな町に「世界一の歩道吊り橋」があるという情報をゲットしたんで ちょっと観に行くことに。(どうせヒマだし)

だが そのちょっとした思いつきが意外な重要ポイントへと わしを導いたのだ!



小林市という場所に差し掛かると「陰陽石」「三ノ宮峡」という看板がわしの目に入ってきた。三ノ宮峡はよくある渓谷だというのは まあわかるのだが、「陰陽石」というのがよくわかんないな・・・
まあ石なんだろうけど、陰陽道に関係あるような石なのかな?よく香港映画に出てくるような。

どうせ寺院か神社に祭られているような宗教的な石なんだろう、と思いつつ 何かコレを見逃したら一生後悔するような予感がひしひしと・・・・まあ 折角だから見ていくに越したことはないだろうな。

・・・で、やってきたのが小林市にある陰陽石神社。神社なのにいきなりチャペルつきの教会なんかがあって 何か妙な雰囲気が・・・山の岩肌にはピンクのハートに矢が刺さった妙なオブジェも置いてあったり・・・

鳥居をくぐると中には祠が二つあって 片方は男岩神社、もう片方は女岩神社と書かれている・・・おまけにその横には丸太で作られた「見慣れた物体」のオブジェが。

ああ、陰陽石ね・・・そういうことね・・・ちなみにこの「丸太で作られたオブジェ」にまたがると 女の人は子宝をさずかり 男の人は精力増強に御利益があるんだとか。もちろんわしもまたがらせていただいたぞ。

では ちょっと逆光で写りが悪いのだが ご覧頂こう。これが「陰陽石」だっ!

 

♪たくましい男になれと~願いを込めてとーさんが~♪

この日もアベックがぞくぞくと有り難い陰陽石のお姿を見るためにやって来ていたな。
う~ん、たしかにデカイ・・・カメラはバシバシと有り難い陰陽石さまの姿を捉えているんだが ページの容量(と倫理)の関係であんまり紹介できないのがつらいぞ。

しかし「陰陽石」というからにはどっちが陰で陽かわかんないが ペアになる石があるはずだが・・・

おそらく横に転がっていた巨大な岩が女石なんだろうけど さすがに男石ほどハッキリとソレがアレとわかるものではなかったな。

まあ わしくらいの域に達すると なんでもかんでもそう思えばそう見えてしまうくらい修練を積んでいるからな~



これは神社に併設されている「愛の資料館」。看板に書かれていた「11PMで紹介された」という謳い文句が泣かせるな・・・
入場料200円は高いんだか安いんだか・・・ ちょっと(店番がいなかったんで無断で)覗いて見たが 愛に関する資料がそれなりに展示されていたな・・・
ちなみに すぐそばに姉妹施設の「愛の博物館」があって こちらには愛に関するアイテムが展示されている模様・・・やっぱり入場料は200円だったぞ。

ここはすぐそばに結婚式場があるんだが ここで式を挙げようとするのも ある意味勇気が要るというか 家制度の根強い環境で無いと難しいだろうな。わしが子供の頃までは宮崎は新婚旅行のメッカということを オボロゲに思い出したぞ・・・


 

思わぬ収穫に時間が思いっきり過ぎてしまったんで 駆け足で見て回るぞっ!

左が「三ノ宮峡」。全長1キロ程度の渓谷だ。小林市は陸の真ん中にあって海がないんで地元の子供や なぜか場違いなビキニの金髪ギャル3人組なんかが泳いでいたぞっ!

アメリカ人は何かにつけてすぐ裁判を起こすから こっそりビキニの写真を撮るのは遠慮しておいたぞ。「アメリカ人」と言うのはわしの個人的にそう思っているだけだが・・・


右は長さ250M、高さ142Mで人が歩ける吊橋としては世界最大規模の「綾の照葉大吊橋」。入場料300円を払ってトコトコ歩いてみたが 歩くだけならともかく わしにはバンジーなどは絶対不可能なことが良く判ったぞ。(←恐がり・・・)



ま、こんな感じかな~。飛び降りて落下しようものならキャット空中3回転を駆使しても即死だろうな・・・



そのあと日も傾いてきたが なんとかえびの高原に到着。すでに夕方7時をまわっていたんで あまり綺麗な写真が取れなかったんで 高原をウロウロしていたシカの絵でガマンしてくだされ・・・

このあと温泉にでも入ろうと 霧島温泉まで降りていく。ほんとは今日の予定では 霧島温泉に入って 「道の駅・霧島」で一晩明かし、明日の朝から高原をひた走る予定だったんだが・・・
霧島温泉って立ち寄り湯があるのかないのかわかんないな・・・

オマケに「道の駅 霧島」は霧が出てきた林の中にぽつんとあって 日中ならともかく 人の気も感じられなくて ここで一晩を過ごすのは相当の勇気が必要と思われ・・・・

(情報訂正・・・後日「道の駅・霧島」に行く機会があったんだが 実は割と明るい高台にあることが判明・・・たぶんこの時は暗くてよくわかんなかったんで違うところを道の駅だと思い込んでいたんだろうな・・・)

すっかり日が暮れて誰もいなくなった山の中をヒーヒー言いながら車を走らせ(半分ベソをかいていたような・・・)なんとかえびの市繁華街に到着。

でもこの辺には道の駅って無いんだよな・・・しょうがないからえびの市と熊本県人吉に掛かる 巨大なループ橋だけとりあえず渡って そのへんのパーキングエリアで一夜を・・・

やっぱ山中の誰もいないパーキングエリアって恐いのぅ・・・・(T-T)

そんなこんなで11時頃になって 人吉のすぐ近くに「道の駅・錦」とやらを発見。わしの「道の駅全国地図」にも載ってないし 真新しい建物なんで おそらく最近出来たばかりなんだろうな。

・・・やっぱ道の駅はええのう。きょうはここで一夜を過ごすとしよう♪

トイレは完備だし トラックの運ちゃんは仮眠を取っているから安心して眠れるわい。(道の駅・霧島はこの際 特殊な例として考えよう・・・)




今日の一枚・・・・
おうまのおやこは なかよしこよし~♪


走行距離432K
出費金額(夜食として)しろくまアイス・お茶・・・493円
都井岬入場料・・・400円
白蛇さま、縁結び神社へ賽銭・・・40円
ガソリン給油(36.86L)・・・4064円
お茶・その他・・・417円
(昼食)冷や汁定食・・・630円
照葉大吊橋・入場料・・・300円
ジュース・・・150円
(夕食として)コンビニにておにぎり、ウーロン茶・・・424円
計・6918円

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