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2017年3月17日

(再録・日本一周記004)2003/06/26・♪長崎で皮膚がむらさき

4日目・長崎県小浜町~島原市~諫早市~佐賀県鹿島市~福岡県大牟田市~熊本県菊水町

・・・そりゃ この炎天下の中 オープンで一日中運転してれば・・・

昨晩はパーキングエリアで若者が騒いでいて寝つきが悪かったんだが 12時過ぎに立ち去ってからは完全に熟睡して 朝6時くらいには大変すがすがしい目覚めを迎えることができたな。
で、そのまま雲仙に向かったんだが ふもとの小浜という町で町営の温泉を発見。さすが町営だけあって150円と言う破格値だったが そこには自前の駐車場がなく、仕方なく250円払って近くのパーキングに車を収めて温泉を堪能することに。
恐らく雲仙温泉と似たような泉質だと思うのだが ここは源泉が99度と言うこともあって 慣れるまでかなり熱かったぞ。「ぬるめの湯」でも山口県で言えば熱い部類に入るんではないのか? 温泉に関しては九州は山口とは比べ物にならないくらい奥が深いな・・・

10時頃・雲仙国立公園到着。さすがに本格的な温泉地だけのことはあって あちこちで湯気がたちこめ硫黄の独特の匂いがしているな・・・



別府ほどの規模ではないが ちゃんと「地獄巡り」というのがあったんで見て回るとともに こういうところの定番・温泉玉子を頂くことに。
 


一番安い奴で「3つ200円」か・・・・う~ん、コレステロールも気になる体だし しょせん一人で食うんで一個でいいんじゃがのぅ・・・・
「ばってん、あんた若いんじゃから、なんたらかんたら・・・・バイ(←何て言っていたか 方言がよくわかんなかったが、要するに「若いんだから3つくらい食えるだろ」ということが言いたかったらしい・・・)

おお、はじめて「ばってん」などという生きた方言を聞いたぞっ!こう言う言葉を使うのは ばってん荒川だけじゃなかったんだ・・・
・・・そんなことはどうでもいいが とりあえずバラ売りはしてないらしいので しょうがなしに3個を購入。まあ保存も利くというんで おいおい食べていけば良いか・・・・

ペロリ。(←3つ瞬殺・・・)

そのあと有料道路を走って普賢岳と平成新山を近くで拝見。
う~ん、ここは麓の島原市とかが一望できるすごい絶景なんだが この平成新山の溶岩ドームが土石流となって落ちていったことを考えると 自然の前では人間はホントに無力よのぅ・・・
下り道に「鯉戻りの滝」なるものがあるらしいんで ちょっと覗いてみることにしてみたが ここは木々に埋もれて全然滝が拝めなかったんで写真もとらずに退散。かわりにそこで働く工事現場のオッチャンにつかまって あれやこれや話をしたが 方言で半分くらい話はわかんなかったな・・・

「道の駅・みずなし本陣ふかえ」から見た 平成新山。

この道の駅は災害復興の目的で建てられた一面もあるらしく あたらしい観光スポットみたいな位置付けがされていて 観光バスもわざわざルートとして立ち寄っているらしい。たしかにそういう作りをしているんで規模はほかの道の駅とはだいぶ違うが・・・

レストランも何か敷居が高そうだったし 玉子3つの件もあったんでここでは食わなかったが かわりに駅内で飼われている猿とインコを見て しばし和んでいたぞ・・・。

あ、わしはこの旅では野郎の一人旅なんで いわゆる「テーマパーク」には立ち寄る予定は無いんだが、雲仙にあるらしい「リス園」には ちょっと興味ありありだったな・・・。
これは将来 機会があったら来ることにしよう・・・我が人生にそんな機会があればいいな・・・(淋)



14時頃 島原市に到着。ここも教科書に載っている有名な場所なんだが いまやすっかり「土石流災害の町」という面をアピールしているな・・・まあ しょうがないけど。
ここでは車を武家屋敷にある無料駐車場に止めて 歩いて城と「涅槃像」を鑑賞。

←島原城

16時半 諫早市を通過。



諫早市といえば干拓事業なんだが わしなんかはニュースで見ていて 「あんなに批判があって 漁民たちに影響があるんなら さっさと水門を開けばいいのに・・・」という程度の感想しか持ってなかったな・・・

しかしながらこれは凄い規模だな・・・遠目にしか「あの」堤防を見ることは出来ないんだが これだけのプロジェクトなら計り知れないくらいの利権も動くだろうし 環境がまた変わることも考えると おいそれと遮断した水門を再び開くことも出来ないだろう。 

しかし これほどまでの土地開拓をやってしまう人間はすごいな。
原爆、雲仙の土石流、ハウステンボス、諫早・・と、長崎では自然の脅威と人間の脅威の両方を垣間見た気がしたぞ・・・・





18時頃 再び佐賀県にはいり鹿島市の祐徳稲荷を参拝。ここは「日本3大稲荷」だかなんだがで 衣食住の祖神だということだ。当然のことながら人で常に賑わっているはずなんだが 夕方の6時を過ぎると参道の商店もシャッターを下ろし 神社も人っ子ひとりおらず貸しきり状態・・・
ま、わしはそのほうがいいんだけど。



ここでは「重々 ご縁がありますように」と賽銭に15円を奮発。(←せこい・・・) 誰もいない境内で記念写真を撮りまくりじゃっ!

有明海をぐるっとまわり 佐賀市を通過、20時03分 福岡県に突入し大牟田市を20分で通り過ぎ いよいよ熊本県に突入。とりあえず玉名市まで行って 「道の駅・きくすい」を目指すんだが・・・

玉名市か・・・ココには「玉名温泉」というのがあって 大学の卒業記念に旅行に来たことがあるが わしには個人的に非常に(苦い)思い出のある温泉地なわけだ・・・。
どういう苦い思い出かは ココには書かないが、、、、いや、わしは書いてもいいんだが 友人HANTがなんと言うか・・・・(←?)

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ではこの辺りで そろそろ夕食をとろうと思うのだが やっぱせっかくこんなトコまで来てコンビニ弁当では淋しいし かといってどこでもあるようなチェーン店では魅力も半減だな・・・やっぱ「地方独特の料理」を味わってこそ 旅の醍醐味というものだろう。

てな余計な考えで 車を走らせていたら 玉名市で「定食あります」と書かれた電光掲示板を発見したんで そこで夕飯を取ることに。

・・・これが大失敗だったな・・・

入ってみると定食屋ではなくて ちょっとした割烹料理屋だったぞ・・・これはわしのような流浪な人間の来る場所ではないなあ・・・
しょうがなしに安そうな「松花堂弁当」でも食べることにするが 一番安い奴だと惨めっぽいので 2番目に安い「桃」を頂く。1800円・・・・もったいない・・・

コンビニ弁当で済ませば500円くらいで済むし、もう50Mも車で走ればガストやジョイフルなんかのファミレスもあったんだが・・・「いかに金をかけないようにするか」が重要なテーマになっているんで 愚痴を言えばキリが無いんだが そうはいってもせっかく頂くんだから このさい惨めなことは考えずに良~く味わって食べるとしよう。
今日はジュースはがぶ飲みしているものの 飯としては温泉玉子3つしか食べてないし 宿泊費なんかも車で済ませて掛かってないから このくらいの贅沢もたまにはいいだろ。
マイナスの方向に考えると せっかくの1800円の弁当も不味くなるしなッ!

・・・熊本まで来て「京懐石」というのが どうしても納得いかないのは確かなんだが・・・

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21時30分 「道の駅きくすい」に到着。ここを今日の宿とすることに。
あ、この道の駅にも温泉があるみたいだな・・・・こりゃ明日も朝風呂かな? 

今日の一枚・・・・
仁田峠の有料道路から見た雲仙普賢岳と平成新山。一番高い山が土石流を起こした平成新山で その手前が普賢岳だと。


走行距離286K
出費金額コンビニにて朝のジュース・その他・・・407円
小浜温泉・・・150円
ロッカー代・・・10円
駐車場代・・・250円
雲仙駐車場代・・・410円
温泉玉子(3ヶ)・・・200円
仁田循環道路・・・770円
仁多峠でジュース・・・170円
島原のコンビニでジュース・・・147円
祐徳稲荷で賽銭・・・15円
諫早市コンビニでジュース・他・・・407円
夕食(熊本県玉名市)・・・1800円
「道の駅きくすい」でジュース・・・150円

計:4886円

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