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2014年4月21日

しまなみ海道散策⑤~白滝山&五百羅漢

さて、因島での散策は正直 時間があまりなかったんで2箇所しか回れなかったんだが、水軍城と もうひとつが今回ご紹介する「白滝山」じゃ!

白滝山は標高227M。
今から約420年前、村上水軍の村上吉充が観音堂を建立したと伝えられ、文政10年(1827年)に、柏原伝六とその弟子達によって五百羅漢の石仏が造られた・・・という場所じゃ。

たいした標高でもないが登山などをする時間もなかろう、と思っていたが どうも車で簡単に頂上まで行けるみたいなんで せっかくなんで登ってみることにしたぞ。頂上からはしまなみ海道の景色を眺めることもできるみたいだしな(´ー`)



と、その前に 途中の道で「重石石鎚大権現」なる幟を見かけたんで ちょっと立ち寄ってみることに。



瀬戸内海の山は 山口県なら右田ヶ岳とか陶が岳、広島県なら三倉岳、宮島弥山のように露岩の特徴的な山が多いが、白滝山もそんな感じの花崗岩がゴツゴツな山。同じ名前の山が山口にも広島にも複数存在しているが どこも山岳仏教や 岩または山をご神体とした宗教との関わりがある。重石石鎚大権現もそんな感じで石鎚山から分祀されてできたんだろうな。



一箇所だけ開けた場所があるが こちらもなかなかの景色じゃ。



こちらの大岩がご神体なんだろうか?ま、どんなものか確認できただけでも満足したんで さっさと本命の白滝山山頂へ向かうかのぅ・・・







白滝山頂上手前の駐車場から山頂までは徒歩6分程度のトレッキングらしい。



真砂と岩の山だが参道はちゃんと整備されているんでご老人でも足腰がしっかりしてれば大丈夫だろうな。



こちらにもあちこち石仏が鎮座しているんで 挨拶しながら登っていこう。





こちらの石仏はなでるとシモの御利益があるらしいぞ(・∀・)



んで、やってきました。こちらが白滝山山頂にある観音堂



展望台の傍にある大岩には磨崖仏と石仏が。

眺めているとお堂の守をしているらしき方が現れて いろいろと説明をしてくれたが、キリシタンの影響を受けた石仏など なかなか珍しいものもあるようじゃ。



こちらの観音様の右側の肩上あたりに十字架が彫られているのが判るかな?(初級)



カラス天狗3体。右のカラス天狗は鼻が高いし、顔つきも彫が深いんで西洋人を模しているんじゃないか?ということらしい。(中級)



右の 岩の角を利用して彫られた石仏は やっぱりホリの深さを強調した西洋人らしい。(中級)



はて?「恋し岩」とな・・・?





こちらがお堂の真裏にひっそりと祀られた「恋し岩」。
じっくり見ていると岩の真ん中あたりに男女二人が寄り添う姿が拝めるそうだが・・・(上級)



わしには見えんな・・・(-_-;)



お堂周りも結構濃いんだが、この白滝山の真髄は裏手の山頂展望エリアにズラッと並ぶ石仏群にあるぞ。 



一体一体に個性があるんで見てて飽きないが さすが総数700体というだけのことはある圧巻ぶりじゃ♪



しかし壮観というか・・・何人がかりで彫り上げたのかは判らんが 3年でこれだけの数は・・・
一人が一日1体の石仏を彫ったとしても2年かかるから、脳内でつるかめ算をしてみると・・・

・・・不毛な計算をしても仕方ないが、とにかく これだけの石を集めるだけでも重労働だと思うんだがな。





いやいや、想像以上になかなか濃いスポットだったんで 余は満足じゃ!

今回のしまなみ遠征はだいたいこんなところで終了なんだが、このあと本土に戻って もう少しネタを作ってきたんで 次回からはそちらを紹介することにしよう。

そんなわけで一日の疲れを取るために 次なる目的地は温泉じゃ!!続くっ!!

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